◆夏休みなどで海外に渡航される方は、感染症を防ぐために、渡航先での行動にも注意しましょう。

【感染症エクスプレス@厚労省】Vol.307(2017年07月28日)

渡航先や渡航先での行動によって、感染する可能性のある感染症は異なりますが、蚊を介した感染症が世界的に多く報告されています。
特に熱帯・亜熱帯地域ではマラリア、デング熱、チクングニア熱、ジカウイルス感染症などに注意が必要です。
蚊に刺されることなどによる感染症を防止するためにも、野外活動の際には、長袖・長ズボンを着用する、素足でのサンダル履き等は避ける、虫除け剤を使用するなど注意をしましょう。

また、動物についてもどのような病原体を持っているか分からないことが多く、重篤な感染症の病原体を持っている可能性もありますので、むやみに動物に近づかない、そしてむやみに動物に触れることはやめましょう。

A型肝炎、E型肝炎、コレラ、赤痢、腸チフスなど水や食べ物からも感染する疾患も数多く存在します。
開発途上国など公衆衛生の整備が不十分な地域ではそれらに感染するリスクがより高いので、生水・生野菜・氷・カットフルーツを避ける、食前に手を洗い、十分に火の通ったものを食べる、などの注意をしましょう。
その他、生鮮魚介類や生肉等を介した寄生虫疾患も注意が必要です。

海外で感染症にかからないようにするために、感染症に対する正しい知識と予防に関する方法を身に付けることが重要です。

医療機関の皆様におかれましては、海外渡航者への感染症に関する注意喚起へのご協力をお願いします。

<夏休みにおける海外での感染症予防について>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/travel-kansenshou.html