参照元URL : https://www.mhlw.go.jp/haishin/u/l?p=f4P09omF4AbFkgntY
【照会先】
医薬・生活衛生局国際薬事規制室
室長:安田 尚之 (4223)
室長補佐:浦 克彰 (4232)
専門官:岩瀬 怜 (4224)
(代表電話) 03 (5253) 1111
(直通電話) 03 (3595) 2431
第2回アジアンネットワーク会合の結果について
~アジア規制当局とハイレベル意見交換の継続を合意~
本会合の概要は以下のとおりです。
・アジアの経済成長・高齢化・reliance※推進など、アジア規制当局を取り巻く課題に関する認識を共有し、アジア諸国のハイレベルによる会合の必要性が合意された。
※規制当局が承認審査や査察の中で、他の規制当局の評価結果を重視・考慮し、自国規制に活用すること。
・今後の本会合の開催方針として、下記4つの原則について、賛同が得られた。
1. アジア地域で規制の発展を導く高いレベルの視点を持つ 2. アジア地域の特徴を考慮した共通の規制の問題/活動に焦点を置く 3. お互いに協働を図る 4. ICH, IPRP, ICMRA, WHO等他の国際的な枠組みとの重複を避ける |
・参加各国のネットワークを構築し、戦略的に議論を進めることとなった。
(議題の対象について)
・議論の対象は医薬品(再生医療等製品を含む。)を中心とし、医療機器や体外診断用医薬品等も視野に入れることとなった。また、以下の点を議論することに関心が示された。
-細胞治療及び遺伝子治療を含む革新的な医薬品
-ジェネリック医薬品のようなアクセスしやすい医薬品
-市販前及び市販後双方を含む製品のライフサイクル全般
(その他)
・参加規制当局は、各国及び地域における規制の最新情報を共有した。
・本会合にチャタムハウスルール(参加者は会議外でも自由に情報を活用してよいが、会議外では発言者は明らかにしない)を適用することとなった。
厚生労働省及びPMDAは、アジア規制当局トップと緊密に連携し、医薬品・医療機器等の規制調和活動を展開してまいります。特に、本会合を、アジア諸国が抱える困難な課題に対しても、それぞれの規制当局トップが方向性を見いだし、イニシアチブを発揮するためのプラットフォームとして位置付け、活動していく予定です。今後、関係省庁や産業界・アカデミアと連携して、アジア地域における医薬品・医療機器等のアクセス向上を図り、アジアの高齢化への対応、健康長寿に貢献してまいります。
以上
別添1
参加当局リスト