参照元URL : https://www.mhlw.go.jp/haishin/u/l?p=0y0d61AY6Vrua_hBY
健康・医療
国民の皆さまへ (新型コロナウイルス感染症)
新型コロナウイルス感染症の現時点で把握している特徴【2月25日時点】
<感染の仕方>
一般的には飛沫感染、接触感染で感染します。空気感染は起きていないと考えられています。閉鎖した空間で、近距離で多くの人と会話するなどの環境では、咳やくしゃみなどがなくても感染を拡大させるリスクがあります。
飛沫感染:感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つばなど)と一緒にウイルスが放出され、他の方がそのウイルスを口や鼻などから吸い込んで感染します。
接触感染:感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスがつきます。他の方がそれを触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触ると粘膜から感染します。
<感染力>
感染力は事例によって様々です。一部に、特定の方から多くの人に感染したと疑われる事例がある一方で、多くの事例では感染者は周囲の人にほとんど感染させていません。
<一般的な症状と重症化するリスク>
発熱や呼吸器症状が1週間前後つづくことが多く、強いだるさ(倦怠感)を訴える方が多くなっています。季節性インフルエンザよりも入院期間が長くなる事例が報告されています。
罹患しても軽症であったり、治癒する例も多いとされています。一方、重症度は、致死率がきわめて高い感染症(エボラ出血熱等)ほどではないものの、季節性インフルエンザと比べて高いリスクがあります。特に、高齢者や基礎疾患をお持ちの方では重症化するリスクが高まります。
新型コロナウイルス感染症の予防
風邪や季節性インフルエンザ対策と同様にお一人お一人の咳エチケットや手洗いなどの実施がとても重要です。感染症対策に努めていただくようお願いいたします。
風邪症状があれば、外出を控えていただき、やむを得ず外出される場合にはマスクを着用していただくようお願いします。
(啓発資料)
・ 新型コロナウイルスを防ぐには(2020年2月25日改訂版)
・ 一般的な感染症対策について(縦) ( 英語版 English) ( 中国語版 中文)
・ 一般的な感染症対策について(縦・連絡先追加用)※空白の部分に保健所等の連絡先を記載してお使いください。
・ 一般的な感染症対策について(横)
・ 手洗いについて ( 英語版 English) ( 中国語版 中文)
・ 咳エチケットについて ( 英語版 English) ( 中国語版 中文)
※啓発資料について、配布や媒体掲載など、使用可能です。掲載の場合は『出典:首相官邸HPより』を記載してください。
会社・学校や人の集まる場所での掲示、周知など、用途に限らずご自由にダウンロード・印刷してお使いください。(加工・改変等はおやめください)
正しい手洗いの方法、マスクの付け方については下記のビデオもあわせてご参照ください。
・正しい手洗いの方法
・正しいマスクの付け方
※上記ビデオについて、啓発目的で使用可能です。その際は『出典:政府インターネットテレビ』を記載してください。
加工しての使用に関しては、内閣府へお問い合わせください。
マスクについて
マスクの状況 ~マスク不足を解消するために官民連携して対応中です~
(厚生労働省・経済産業省特設ページ)
https://www.meti.go.jp/covid-19/mask.html
(啓発資料)
・ マスクについてのお願い [PDF形式]
※啓発資料について、配布や媒体掲載など、使用可能です。掲載の場合は『出典:厚生労働省HPより』を記載してください。
新型コロナウイルスの集団感染を防ぐために
「 新型コロナウイルスの集団感染を防ぐために」(PDF:556KB)
「
相談・受診の目安
次の症状がある方は「帰国者・接触者相談センター」にご相談ください。
・風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている。
(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。
※ 高齢者や基礎疾患等のある方は、上の状態が2日程度続く場合
センターでご相談の結果、新型コロナウイルス感染の疑いのある場合には、専門の「帰国者・接触者外来」をご紹介しています。マスクを着用し、公共交通機関の利用を避けて受診してください。
なお、現時点では新型コロナウイルス感染症以外の病気の方が圧倒的に多い状況であり、 インフルエンザ等の心配があるときには、通常と同様に、かかりつけ医等に御相談ください。
【相談後、医療機関にかかるときのお願い】
〇帰国者・接触者相談センターから受診を勧められた医療機関を受診してください。複数の医療機関を受診することはお控えください
〇医療機関を受診する際にはマスクを着用するほか、手洗いや咳エチケット(咳やくしゃみをする際に、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえる)の徹底をお願いします。
(妊婦の方へ)
妊婦の方については、念のため、重症化しやすい方と同様に、早めに帰国者・接触者相談センターに御相談ください。
(お子さまがいる方へ)
小児については、現時点で重症化しやすいとの報告はなく、新型コロナウイルス感染症については、目安どおりの対応をお願いします。
(参考)
政府の新型コロナウイルス感染症対策本部の新型コロナウイルス感染症専門家会議の議論を踏まえ、一般の方々に向けた新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安をとりまとめました。
新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安
※関連リンク(首相官邸HP)
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/novel_coronavirus/taisaku_honbu.html
電話相談窓口について
厚生労働省の電話相談窓口について
今般の新型コロナウイルス感染症の発生について、厚生労働省の電話相談窓口を設置しております。
・厚生労働省の電話相談窓口 電話番号:0120-565653(フリーダイヤル)
・受付時間:9時00分~21時00分(土日・祝日も実施)
※2月7日(金)9時より新しい番号(フリーダイヤル)となりました。
最近、お電話でのお問い合わせの際に、間違い電話となり、ご迷惑をおかけする事象が発生しています。ご連絡の際には、電話番号をよくお確かめのうえ、くれぐれもお間違えのないようお願い申し上げます。
・聴覚に障害のある方をはじめ、電話での御相談が難しい方は、FAX(03-3595-2756)をご利用いただくか、一般財団法人全日本ろうあ連盟ホームページをご覧ください。
都道府県・保健所等による電話相談窓口
各都道府県が公表している、新型コロナウイルスに関するお知らせや保健所等による電話相談窓口のページをまとめました。
リンク先にて、随時情報が更新されています。ぜひご確認ください。(2月9日時点)
新型コロナウイルス感染症が疑われる方へ(帰国者・接触者相談センター)
「帰国者・接触者相談センター」では、新型コロナウイルス感染症が疑われる方の相談を受け付けています。
同センターでは、相談内容から同感染症の疑いがあると判断した場合、その方へ適切な診察を行う「帰国者・接触者外来」への受診調整を行っております。
各都道府県が公表している帰国者・接触者相談センターのページをまとめましたので、ご相談される際は、最寄りのセンターへご連絡ください。
各都道府県が開設している帰国者・接触者相談センター (令和2年2月13日時点)
※ なお、新型コロナウイルス感染症に関する一般的な相談を行いたい方は都道府県等が設置している電話相談窓口へご相談下さい。
ご家族に新型コロナウイルス感染が疑われる場合 家庭内でご注意いただきたいこと~8つのポイント~
○ 家庭内でご注意いただきたいこと ~8つのポイント~(2020年3月1日)
(参考) 新型コロナウイルスの感染が疑われる人がいる場合の家庭内での注意事項について(日本環境感染学会とりまとめ)
中華人民共和国、大韓民国から入国される皆さま・中華人民共和国、大韓民国へ出国される皆さまへ
中華人民共和国(中国)、大韓民国(韓国)から入国される皆さまへ
中国・湖北省または浙江省、韓国・大邱広域市及び慶尚北道清道郡から日本へ帰国される方は、検疫官に申告する義務があります。
帰国より14日以内に湖北省または浙江省、大邱広域市及び慶尚北道清道郡での滞在歴がある場合、検疫官からの指導に従い適切な行動をしてください。
中華人民共和国(中国)、大韓民国(韓国)へ出国される皆様へ
外務省より、中華人民共和国・大韓民国(韓国)については、感染症危険情報が出ております。
※外務省 海外安全ホームページより
●中国・湖北省全域及び浙江省温州市
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)
●上記以外の地域
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。
●韓国・大邱広域市及び慶尚北道清道郡
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)
●上記以外の地域
レベル1:十分注意してください。
感染がさらに拡大する可能性があるので,最新情報を入手し,感染予防に努めてください。