【政府情報】 新潟県中越沖地震の被害状況及び対応について(第8報) 2007/07/20

新潟県中越沖地震の被害状況及び対応について(第8報)
厚 生 労 働 省  平成19年7月20日13時30分現在

1  厚生労働省における対応
・7月20日(金)   新潟労働局に現地連絡員を派遣(新潟県庁に活動)
2  厚生労働省関係の災害情報及び対応状況
(1)災害救助法関係
[2]応急仮設住宅の設置
ア.新潟県は、以下のとおり応急仮設住宅の設置に向けて対応(新潟県公表 7/20 9:00現在)
・新潟県柏崎市・・・1,000戸 うち、250戸については、7月23日着工予定、8月12日に完成予定 残り750戸については、建設予定地を柏崎市で一部調査中
・ 〃 刈羽郡刈羽村・・・200戸 うち、100戸については、7月23日着工予定、8月12日完成予定 残り100戸については、建設予定地を刈羽郡刈羽村で調査済
・ 〃  三島郡出雲崎町・・・5戸 建設予定地を出雲崎町で調査中
エ.福祉避難所の設置(新潟県公表 7/18現在) 柏崎市3箇所、刈羽郡刈羽村1箇所 計4箇所
[3]平成16年新潟県中越地震において建設した応急仮設住宅の空室を、今回の震災による避難所として活用して差し支えない旨新潟県に通知(7/19)
(2)医療活動関係
・7月20日(金)
7時00分  新潟県からの要請を受け、労働者健康福祉機構関東労災病院医療救護班を柏崎市救護所に派遣(医師2人、看護師2人、事務職1人、運転手1人)
・済生会新潟第二病院から、医療班を派遣(柏崎市「元気館」)(7/17)
・新潟労働局に対し、救急薬品等を新潟県及び柏崎市、長岡市、刈羽村の各災害対策本部へ配布するよう指示(7/19)
(4)高齢者、障害者等の要援護者への緊急的対応
○避難生活に伴う廃用症候群の発症に関する避難者向け啓発チラシ及びポスターを国立長寿医療センターから新潟県に送付(現地で配付予定)(7/20)
(6)厚生労働省関係施設
○水道施設関係(7/20 9:00現在)
[1]被害状況
・新潟県において断水被害を確認 柏崎市 断水戸数 39,195戸 (現在断水戸数   29,940戸)長岡市 断水戸数 3,281戸(現在断水戸数    63戸)
刈羽村 断水戸数 1,312 戸(現在断水戸数   1,312 戸)
・総断水戸数 58,931戸(現在断水戸数  31,315戸)
[2]復旧状況
長岡市・・・八幡地区、大積地区は復旧済み。和島地区は一部復旧済み。刈羽村・・・25日の全域断水解消を目標に復旧作業中。
○社会福祉施設関係(7/19 17:00 現在)
・新潟県 169施設(建物に亀裂等) ・長野県 14施設(壁にひび等)
(7)被災者等の健康に対する対応
○人工透析、難病患者関係
・災害時のリウマチ患者への支援体制について新潟県に周知(7/19)
○保健師の派遣調整
7月20日(金)は19チーム(19自治体42名)が派遣(神戸市、仙台市、栃木県、横須賀市、富山県、相模原市、千葉県、川崎市、静岡県、
名古屋市、大阪府、福岡県、高知県、滋賀県、三重県、堺市、奈良県、東京都・23区、西宮市)
(8)労働・雇用関係における対応
・独立行政法人勤労者退職金共済機構において、被災により中小企業退職共済金制度の掛金の納付が困難となった共済契約者(事業主)について、当該共済契約者の申請により掛金納付期限を最大1年間延長(7/17)
・独立行政法人勤労者退職金共済機構において、特定業種退職金共済制度に関し、被災された共済契約者(事業主)及び被共済者(従業員)について、当該共済契約者及び被共済者の申請により特例処置を講ずることとした(7/17)

―以下略―

http://www.mhlw.go.jp/houdou/2007/07/h0720-5.html

連絡先:社会・援護局総務課災害救助・救援対策室