〔作成者〕栃木県安足健康福祉センター
〔発生年月日〕2004/8/1
〔概要〕腸閉塞手術施行時において、男性の腹腔内にガーゼが残置されていることが確認され、男性が平成3年に突発性胃穿孔手術を受けており、主治医及び手術執刀医等から事情聴取を行ったところ、その手術時のガーゼ残置であると考えられた。病院側が謝罪するも話し合いは継続され、裁判で解決を図ることとなった。ガーゼ残置が確認されるまでの間、男性は胃腸の痛みに悩まされ、仕事を休みがちになった。腸閉塞手術後も膿瘍が臓器を圧迫するなどして体調不良が継続した。
〔原因/端緒〕13年前の手術時のガーゼ残置
〔患者/死者/負傷者〕1名
〔症状/被害状況〕胃腸の痛みなど体調不良