〔作成者〕名古屋市中保健所
〔発生年月日〕2004/11/10
〔概要〕平成16年11月10日、学園の学生、職員108名が昼食直後から嘔気、嘔吐等の食中毒症状を呈した。調査したところ発症者はいずれも学園食堂で昼食に提供された「揚げ物」を摂食していた。学園祭の模擬店で揚げ物に使用した油に廃棄目的で界面活性剤を添加して食堂に持ち込んだが、学生と食堂従事者のコミュニケーションが不十分であったため、従事者が食堂で使用できる油であると勘違いをして11月10日の揚げ物に使用してしまったことが原因の事件であった。
〔原因/端緒〕非イオン性界面活性剤を混入した油
〔患者/死者/負傷者〕喫食者263名 うち発症者108名
〔症状/被害状況〕嘔気 嘔吐