〔作成者〕滋賀県大津保健所
〔発生年月日〕2004/7/29
〔概要〕平成16年7月27日から塾のサマースクールに参加していた小中学生が宿泊先のホテルで提供された食事を食べて発症した。病因物質は黄色ブドウ球菌で、調理従事者からの二次汚染、施設内汚染、及び調理後の食品の保管温度・時間が不適切であったために細菌が増殖し毒素が産生されたと考えられた。営業自粛1日、営業停止5日間。
〔原因/端緒〕黄色ブドウ球菌 毒素A+B コアグラーゼVII(ホテル提供の食事)
〔患者/死者/負傷者〕喫食者1494名 うち患者163名
〔症状/被害状況〕下痢 発熱 嘔吐 腹痛
※当該事例に関する追加報告あり(PDFファイル)