【管内情報】 【保健所健康危機管理事例H18】介護老人施設におけるレジオネラ症の発生

〔作成者〕東京都墨田区保健所
〔発生年月日〕2006/11/04
〔概要〕平成18年11月に区内の介護老人施設において2週間のショートステイを利用していた81歳の男性が、帰宅後レジオネラ肺炎を発症して12月3日に死亡した。患者は認知症でバルーンカテーテル留置があり、車椅子移動をしていた。入浴施設は循環浴槽で浴槽水は月に1回程度の換水、調査時には塩素の注入装置のポンプの羽は折れていた。施設は平成18年7月にレジオネラ属菌の検査をお子兄110CFU/100mlを検出したが、8月の検査では不検出だった。事件当時は残留塩素濃度0、レジオネラ属菌1,400CFU/100mlが検出された。
〔原因/端緒〕介護老人施設の入浴施設におけるレジオネラ属菌
〔患者/死者/負傷者〕死者1名 他の発症者 0
〔症状/被害状況〕介護老人施設をショートステイで利用していた81歳の男性が帰宅後レジオネラ肺炎を発症を発症して死亡した。

公開日:2007年10月15日

カテゴリー: 感染症