【管内情報】 【保健所健康危機管理事例H18】腸管出血性大腸菌О26集団感染事例

〔作成者〕佐賀県鳥栖保健福祉事務所健康推進課 田中克憲
〔発生年月日〕2006/08/12
〔概要〕初発患者は1歳の保育園児であり、感染者はトイレットトレーニングを行っていた1歳児クラスに集中していた。他のクラスの陽性者は1歳児クラスの兄弟がほとどで、兄弟以外の陽性者は、1歳児クラスの園児との接触が明らかな園児であった。感染者のほとんどが健康保菌者であり症状がないまま保育園に登園することとなり、感染拡大につながったと推測された。最初の感染症発生届出から最終陰性確認までは、62日間を要した。
〔原因/端緒〕病因菌名:EHEC О26:H11(VT1)
〔患者/死者/負傷者〕
死者     0名
有症状者数  2名
無症状者数 36名
計     38名
〔症状/被害状況〕軟便、水様便

公開日:2007年10月15日

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