【管内情報】 【保健所健康危機管理事例H18】食中毒事件

〔作成者〕千葉県香取健康福祉センター(保健所)
〔発生年月日〕2006/08/11
〔概要〕平成18年8月11日、香取市内の医療機関から保健所に香取市内集会場で会食した者が下痢、腹痛等の食中毒様症状を呈しているとの通報。調査の結果、8月10日夕刻、香取市内集会場で市内の魚介類販売業者が提供した料理を食べた18名の内12名が下痢、腹痛、発熱、嘔吐等の食中毒様を呈し全員が医療機関に受診していることが判明。8月14日、保健所は料理を提供した魚介類販売業者を原因施設とする食中毒と断定、同日付けで当該業者を3日間の営業停止処分を行う。細菌検査において患者の便8検体中5件から腸炎ビブリオが検出(調理器具、料理残渣から不検出)され、潜伏期間、症状等から原因物質腸炎ビブリオによる食中毒と断定した。
〔原因/端緒〕腸炎ビブリオ
〔患者/死者/負傷者〕患者 12名
〔症状/被害状況〕下痢、腹痛、発熱、嘔吐

公開日:2007年10月15日

カテゴリー: 食品安全