ベトナム保健省は、新たなH5N1型鳥インフルエンザのヒト感染例を発表した。患者はテュエン・クアン県在住の34歳の男性で1月10日に発症し、16日に入院したが18日には死亡した。患者は発症する前に、病鳥や死亡した家禽との接触があったことが確認されており、当該村ではH5N1型鳥インフルエンザの家禽への感染が、患者の発病後に証明されている。
対策措置がとられ、濃厚接触者はすでに同定されているが、現在までのところ新たな発症者はなく、引き続き監視の継続が予定されている。
ベトナムではこれまでに102名の感染が確認されており、うち48名が死亡している。
情報提供:WHO
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