このツールは、症状、周囲の状況、海外渡航の有無、死者の有無などの客観的「事実」から、考慮すべき危険源を可能性の高い順に列挙するものです。
さらに、推定の確度を上げるための補足情報も表示されますので、新たな情報が入るたびに推定を繰り返すことにより、推定精度を上げられる仕組みになっています。このツールは、原因推定「支援」ツールであって、現段階においては、原因追及のための一手段として考えて頂きたいと思います。
このツールは、厚生労働科学研究費補助金「健康危機管理情報の網羅的収集/評価および統合/提供に関する調査研究」平成19年度（H17-健康-一般-015）主任研究者：緒方裕光 の分担研究の成果物です。
健康危機管理情報の網羅的収集/評価および統合/提供に関する調査研究
分担研究者
佐賀県伊万里保健所所長
仲井宏充
研究協力者
浜松医科大学看護学科地域看護学講座
原岡智子