中央アフリカ共和国保健省は、5月15日までに、Bozoum亜県とOuham-Pende県(いずれも首都バンギから北西およそ300kmに位置する地域)から2例の黄熱確定例を5月20日報告している。同国保健省は疫学調査を実施している。
保健省は黄熱患者の発生を受け、GAVI(ワクチンと予防接種のための世界同盟)が資金供与し、黄熱ワクチン国際調整機関(YF-ICG)により管理される世界ワクチン緊急備蓄分である64,391人分のワクチンを要求している。対象者は55,035人と見られている。保健省は、5月26日から3日間、Bozoum地区に対してワクチン接種する予定である。
情報提供:WHO
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