【政府情報】 酸素欠乏症・硫化水素中毒災害の防止について 2008/07/15

酸素欠乏症や硫化水素中毒は、死に至ることもあるたいへん危険なものですが、作業環境測定、換気、送気マスク・空気呼吸器等呼吸用保護具の使用などの措置を的確に実施すれば発生を防ぐことができるものです。

酸素欠乏等の危険のある場所には、井戸の内部や不活性気体を入れてあり又は入れたことのある施設の内部など数多くのものがありますので、そういった場所がないかどうか等を事前によく確認し、関係法令に定められた災害防止のための措置、作業方法の点検等を実施しましょう。

厚生労働省は、今般、平成19年に全国で発生した休業4日以上の酸素欠乏症等による労働災害の発生状況をとりまとめました。発生原因は、いずれも対策が十分でなかったことにあります。

これを参考に、酸素欠乏症等防止対策の徹底を図ってください。

平成20年7月1日付け基安労発第0701001号「酸素欠乏症等の労働災害発生状況の分析について」
(↑平成19年に発生した酸素欠乏症等の災害発生状況はこちらに掲載しています。)

http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/040325-3.html
(↑リーフレット「なくそう!酸素欠乏症・硫化水素中毒」)

http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/html/hourei/contents.html
(↑労働安全衛生法及び酸素欠乏症等防止規則等はこちらに掲載しています。)

(照会先)労働基準局安全衛生部労働衛生課物理班(内線5498)

別添資料もございます。詳細につきまして下記ページをご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/topics/2008/07/tp0715-1.html