夏休み期間中における海外での感染症予防について
平成20年7月
厚生労働省健康局
結核感染症課
7月から9月までの間は、夏休み等を利用して海外へ渡航される方も多い時期です。海外滞在中に感染症に感染することなく、安全で健康な旅行にしていただくため、海外で特に注意すべき感染症について情報提供致します。
海外で感染症にかからないようにするためには、感染症に対する正しい知識と予防方法を身につけることが重要ですが、基本的な感染症対策として飲料水、虫刺され(蚊やダニなど)、動物との接触には注意が必要になります。
各地域における感染症の発生状況や感染症に関する情報は、検疫所や外務省のホームページで閲覧できるほか、各空港や港の検疫所ではさらに、リーフレットやポスターによる情報提供と注意喚起を行っております。海外に渡航される方は、出発前に旅行プランに合わせ、渡航先での感染症の発生状況に関する情報を入手し、適切な感染予防に心がけください。
また、空港や港の検疫所では健康相談を行っています。入国時に発熱がある場合、具合が悪い場合には積極的に検疫所係官までご相談ください。
感染症には潜伏期間(感染してから発症するまでの期間)が長いものもあり(数日から1週間以上)、帰国後しばらく経過してから具合が悪くなることがあります。その際は早急に医療機関を受診し、渡航先、滞在期間、動物との接触などについて必ず申し出てください。
詳細については下記ページをご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/natuyasumi/2008.html