平成20年8月28日
厚生労働省医政局指導課
救命救急センターの評価結果(平成20年度)について
1、評価の目的
●救命救急センターの評価については、救急医療体制基本問題検討会報告書(平成9年12月)における「既存の救命救急センターを再評価し、その機能を強化する」との提言等を踏まえ、平成11年度から救命救急センター全体のレベルアップを図ることを目的として実施している。
●評価結果は、平成11年度から平成17年度まで救命救急センターに対する運営費補助に反映させてきた。平成18年度からの医療提供体制推進事業費補助金では救急医療対策費の算出の積算として、救命救急センター運営事業の基準額に反映させている。
・充実段階A:補助基準額の100%を交付
・充実段階B:補助基準額の 90%を交付
・充実段階C:補助基準額の 80%を交付
2、評価結果の概要
●平成19年12月31日までに運営を開始した全国204ヶ所の救命救急センターを対象としており、各センターの評価結果(充実段階)は、資料1(PDF:114KB) のとおりである。
●充実段階Aと評価された施設の割合は100%であり(平成19年度も100%)、すべての施設が充実段階Aとなっている。(資料2(PDF:85KB) ,3(PDF:65KB) 参照)
3、評価の方法及び評価結果に関する留意事項
●各救命救急センターからの診療体制や患者受入実績等に関する報告結果を点数化し、当該点数を基本として、各施設の充実段階をA,B,Cに区分した。(資料4(PDF:90KB) 参照)
●評価の対象となった診療体制等は、平成19年の実績に基づいている。
●評価は、診療の体制面を中心に行っており、各救命救急センターの診療水準そのものを評価したものではない。
4、新型救命救急センターの評価について
●平成18年度から運営を開始した新型救命救急センター(10~19床規模)について、別途評価方法を定め(資料5(PDF:116KB) 参照)、評価を行った。
5、救命救急センターの充実段階評価方法の変更について
●平成21年度より従来の評価方法を大幅に見直し新たな評価方法で充実段階評価を実施する予定である。
詳細は下記のページからご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/topics/2008/08/tp0829-1.html
(照会先)
厚生労働省医政局指導課
救急医療専門官 田邉
救急医療係長田鍋
代表 03-5253-1111
内線(2559、2550)