【海外情報】 【海外感染症情報】インドネシア H5N1型鳥インフルエンザウイルス(平成21年1月19日)2009/02/04

情報源:WHO
地 域:アジア
 国 :インドネシア
感染症:高病原性鳥インフルエンザ
病原体:H5N1型鳥インフルエンザウイルス
内 容:
2009年1月22日、インドネシア保健省は、H5N1型鳥インフルエンザのヒトへの感染を新たに2例報告した。1例目は、バンテン州タンゲランの29歳の女性で、12月11日に発症。12月13日に入院したが、12月16日に死亡。調査によると患者は、鶏肉を含む生鮮食料品を購入するため、毎日市場を訪れていた。患者と接触した家族の健康状態を監視したが、発症したものはない。2例目は、西ジャワ州ベカシ市の5歳の女児で、12月23日に発症。12月27日に入院したが、1月2日に死亡。調査によると患者は、発症の2日前に市場を訪れ、鶏肉と卵を購入していた。接触者の健康状態を監視したが、発症したものはいない。
2例とも、H5N1型鳥インフルエンザウイルスが検査で確定された。インドネシアでは141症例が確定され、115例が死亡している。

(情報提供)
関西空港検疫所
FORTH(海外旅行者のための感染症情報)

公開日:2009年02月04日

カテゴリー: 感染症