ピッシングに関する実態調査結果について
1 調査の趣旨
ピッシングについては、これにより破壊された脳及びせき髄組織が血液循環を介して枝肉を汚染する可能性が指摘されており、また、「我が国における牛海綿状脳症(BSE)対策に係る食品健康影響評価」(平成17年5月6日内閣府食品安全委員会)において、「食肉のBSEリスクをさらに低減させるため、ピッシングの中止に向けて、具体的な目標を設定し、できる限り速やかに進める必要がある。」とされている。
厚生労働省としては、従来から食肉の安全性の確保と従事者の安全確保の両立に配慮しつつ、廃止に向けて取り組んでいるところであり、平成17年11月には、3年間のと畜場毎の対応方針を公表したところである。
今般、各自治体を通じて平成20年10月末現在の対応状況を調査したところ、その結果は以下のとおり。
2 調査結果(平成20年10月末現在)
(1)ピッシング中止施設数
○ 中止していない6施設におけるピッシング中止状況
(内訳)・H20年度中に対応完了予定:6 施設
(2)各自治体毎の対応
○ 平成21年1月31日現在、ピッシングを中止していない5自治体について(括弧内は施設数)
東京都(1) 大阪府(2) 和歌山県(1) 横浜市(1) 岡山市(1)
5 自治体(6施設)
詳細については、下記のページをご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/bse/kokunai/090325-2.html
(参照先)
厚生労働省食品安全部