【政府情報】 米国産牛肉に係る自主回収の指導等について(平成21年6月29日)2009/07/02

平成21年6月29日
米国産牛肉に係る自主回収の指導等について

1 本日、米国政府から、JBS スイフト社グリーリー工場で、本年4月21日に加工された牛肉について、現在実施中の腸管出血性大腸菌を原因とする食中毒の調査に基づき念のため自主回収措置をとったとの連絡があり、輸入実績が確認された下記の関係輸入業者に対し、関係自治体を通じて販売を中止し回収するよう指導しました。
(今回の対象製品)合計:1,049箱、約13トン※

※ 冷凍牛肉31箱分の重量を除く
注 1  腸管出血性大腸菌O157:H7患者24名が複数の州において発生し、CDC(米国疾病予防管理センター)及びFSIS(米国農務省食品安全検査局)が調査中。
注 2  JBS スイフト社グリーリー工場からの牛肉(内臓を含む)の輸入実績。(過去1年。平成21年6月29日時点。検疫所調べ。)

2 現在までのところ、国内において、関連食中毒の報告はありません。食肉中の腸管出血性大腸菌については、通常の加熱調理により死滅しますので、加熱して摂取すれば心配ありません。

(参考)厚生労働省ホームページ:腸管出血性大腸菌Q&Aより
     (http://www1.mhlw.go.jp/o-157/o157q_a/index.html

問 食肉は熱を通せば大丈夫ですか。

答 腸管出血性大腸菌は、75℃で1分間以上の加熱で死滅しますので、食肉も加熱して食べる限り安全です。
なお、レバー等の食肉を生で食べることはひかえるとともに、加熱不十分な食肉(牛タタキ等)を乳幼児やお年寄りには食べさせないようにしましょう。

詳細については、下記のページをご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/06/h0629-4.html

(参照先)
医薬食品局食品安全部監視安全課

公開日:2009年07月03日

カテゴリー: 食品安全