子ども虐待による死亡事例等の検証結果等について(第5次報告)
社会保障審議会児童部会児童虐待等要保護事例の検証に関する専門委員会
子ども虐待による死亡事例等の検証については、平成16年10月に社会保障審議会児童部会に「児童虐待等要保護事例の検証に関する専門委員会」を設置して検証を行い、これまで4次にわたる報告と第1次報告から第4次報告をとりまとめた総括報告を公表してきました。これらの報告の提言を踏まえ、子ども虐待の予防、早期発見・早期対応、虐待を受けた子どもの保護・自立に向けた支援など子ども虐待対応の各段階に応じた切れ目のない総合的な対策が行われてきているところですが、児童相談所及び市町村における児童虐待に関する相談対応件数は年々増加するとともに、虐待による死亡事例もなくならない状況です。
今般、平成19年1月1日から平成20年3月31日までの間に、子ども虐待による死亡事例として厚生労働省が各都道府県等を通じて把握した115例(142人)について分析、関係機関の関与があった一部の事例について個別ヒアリングを実施し、明らかになった課題を受けて具体的な改善策がまとめられました。
厚生労働省においては、本報告の提言を受けて、児童虐待防止対策をより一層推進していくとともに、地方公共団体、関係団体及び関係者に周知を図り、本報告の実現に向けた取組に努めていきたいと考えています。
・子ども虐待による死亡事例等の検証結果等について(第5次報告)(社会保障審議会児童部会児童虐待等要保護事例の検証に関する専門委員会)(平成21年7月)
(全体版(PDF:1,212KB) )
詳細については、下記のページをご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/za/0728/c54/c54.html
(参照先)
厚生労働省雇用均等・児童家庭局
総務課虐待防止対策室