平成21年9月25日
麻薬・覚せい剤乱用防止運動の実施について
趣旨
我が国における薬物乱用の現状は、薬物事犯における検挙人員の大多数が覚せい剤事犯によるものとなっており、平成20年の覚せい剤事犯については、検挙人員は減少したものの、押収量は増加しました。また、大麻事犯の検挙人数については過去最高を記録し、MDMA等合成麻薬事犯についても、依然として高水準で推移しており、深刻な状況にあります。
薬物の乱用は、単に乱用者の身体、生命に危害を及ぼすのみならず、青少年の健全な育成を阻み、家庭を崩壊させ、社会の秩序を乱す等計り知れない影響を及ぼします。
本運動は、このような麻薬、覚せい剤、大麻、シンナー、違法ドラッグ(いわゆる脱法ドラッグ)等の薬物乱用による弊害を広く国民一般の方々に正しく認識してもらい、国民が一体となってこれに立ち向かう態勢を作り、もって薬物乱用による弊害の根絶を期することを目的として全国的に展開するものです。
詳細については、下記のページをご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/09/h0925-1.html
(参照先)
厚生労働省
医薬食品局監視指導・麻薬対策課