【感染症エクスプレス@厚労省】Vol.453(2021年12月17日)
厚生労働省は、2018年夏以降の風しんの感染拡大を受け、過去に公的に予防接種を受ける機会がなかった世代(1962年(昭和37年)4月2日から1979年(昭和54年)4月1日までの間に生まれ)の男性を対象として、
3年間、全国で抗体検査と予防接種法に基づく定期接種(原則無料)を実施してきましたが、新型コロナウイルス感染症に伴う受診控え、健診の実施時期の見直し等の様々な影響により、当初の見込みどおりには進んでいない状況です。
ついては、今後の風しんの流行を防止するために、抗体保有率を引き上げるべく、目標の到達時期をさらに3年間延長し、追加的対策を実施することとしました。
対象となる男性は、2025年3月末までの間、市区町村により送付されるクーポン券を使用すれば、無料で抗体検査及び原則無料で定期接種を受けられるようになります。
詳しくは部会の資料をご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000868298.pdf
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000868299.pdf