【政府情報】 個人輸入において注意すべき医薬品等について(平成22年6月4日)2010/06/04

個人輸入において注意すべき医薬品等について

○ 海外において有害事象の発生が報告されているもの
風邪薬:
FDA(米国食品医薬品局)は、当該製品に関連して130例を超える嗅覚障害が報告されていることから、消費者に対して直ちに使用を中止するよう警告を行っている。

抗肥満薬:
FDA(米国食品医薬品局)は当該製品に関連して32例の肝障害が報告されていることを公表した。FDAでは今後、当該製品の安全性に関する評価を継続する。消費者には、当該製品使用する際若しくは肝機能に異変を感じた際は医療関係者に相談することを勧めている。

○ 偽造医薬品に関して報告されているもの
抗肥満薬:
FDA(米国食品医薬品局)は、当該製品の有効成分であるorlistatでなく、シブトラミンを含有した偽造医薬品が確認されたことから、消費者に対して注意喚起を行っている。

抗肥満薬:
厚生労働省の研究班において個人輸入された製品を分析したところ、すべてデンプンであり、有効成分が全く含まれていない偽造医薬品であることが判明した。
当該製品は、カプセルの色、製造販売会社のロゴマークが異なるなど、正規品との差異が認められた。
製品写真(PDF:424KB)

詳細については、下記のページをご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/kojinyunyu/050609-1.html

(参照先)
厚生労働省医薬食品局監視指導・麻薬対策課