「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和4年第20週)―川崎市

参照元URL : https://www.city.kawasaki.jp/templates/press/350/0000140420.html

「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和4年第20週)

発表日

令和4年(2022年)5月25日

概要

 市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!」(令和4年第20週)を作成しましたのでお知らせします。

報道発表資料

 第20週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)感染性胃腸炎 2)突発性発しん 3)咽頭結膜熱でした。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は6.46人と前週(5.30人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。
 突発性発しんの定点当たり患者報告数は0.57人と前週(0.43人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。
 咽頭結膜熱の定点当たり患者報告数は0.24人と前週(0.14人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。

今週のトピックス
 “感染性胃腸炎~報告数が徐々に増加しています~”について取り上げました。
川崎市における感染性胃腸炎の令和4年第20週(5月16日~5月22日)の報告数は定点当たり6.46人と、2週前から徐々に増加しています。
 感染性胃腸炎は、細菌(カンピロバクター、腸管出血性大腸菌など)やウイルス(ノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルスなど)等の感染性病原体により、下痢や嘔吐、腹痛等の消化器症状を呈する疾患です。原因となる病原体によって症状の程度が異なりますが、カンピロバクター等による食中毒では激しい下痢が出現します。
 下痢や嘔吐を繰り返すと、特に小児や高齢の方は脱水症状を起こすこともあります。症状が激しい場合はすぐに医療機関を受診するようにしましょう。

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