【保健所健康危機管理事例H22】
〔作成者〕
宮崎県延岡保健所
〔発生年月日〕
2010/4/20~2010/8/27
〔概要〕
保健サイドからの取組としては
①畜産農家に対して、経済的ストレス等があるため、心と身体のケアを実施
②防疫作業従事者には、慣れない作業等による健康被害等があるため、健康管理、心のケア等を実施
③埋却地周辺環境の衛生害虫発生、地下水への影響等に対して、実態調査と悪臭・害虫対策を実施した。
〔原因/端緒〕
平成22年4月20日に発生した口蹄疫は、国内においては過去に例のない規模に拡大し、5月18日には知事が「口蹄疫非常事態宣言」を出す状況となった。
〔患者/死者/負傷者〕
人的被害なし
〔症状/被害状況〕
県職員はもとより県内各市町村、各関係団体をはじめ、国や他都道府県等からも多大な支援、協力をいただき、約29万頭もの牛豚の処分埋却や、農場の消毒、県内幹線道路の最大403ヵ所に設置した消毒ポイントにおける24時間交代制での車両消毒等を実施した。
県民あげてのとり組みとしては、公共施設、店舗等出入り口での消毒マット等による消毒を実施した。
詳細については、全国所長会ホームページをご覧下さい。
(http://www.phcd.jp/topics/)