【県内情報】 【注意喚起】避難所での健康管理についての注意喚起 2011/02/14

避難所での避難生活をされている方の健康管理について、研究班で明らかにしたことに基いて注意喚起をさせていただきます。

  体育館など板の間に毛布1枚敷いて寝る雑魚寝では十分な睡眠がとれず、深部静脈血栓症(DVT:いわゆるエコノミークラス症候群)の危険が高くなります(おそらく既に5-6%以上発生していると思われます)。
また、血圧が高い人にでは危険性が高いと考えられます。災害後にDVTが発生すると、その人たちはその後に脳梗塞が6倍近く、多く発生するとの報告もあります。
 これを防ぐための、対策には弾性ストッキング着用、避難所に畳を敷く、簡易ベッドを用意するなどがあります。
 (研究分担者 新潟大学大学院呼吸循環外科 榛沢和彦氏の研究より)

問合せ先:
厚生労働科学研究費補助金「災害・重大健康危機の発生時・発生後の対応体制及び健康被害防止策に関する研究」班(研究代表者 鳥取大学 尾﨑米厚)