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「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和4年第24週)
2022年6月22日
発表日
令和4年(2022年)6月22日
概要
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!」(令和4年第24週)を作成しましたのでお知らせします。
報道発表資料
第24週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)感染性胃腸炎 2)流行性角結膜炎 3)突発性発しんでした。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は7.00人と前週(5.97人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。
流行性角結膜炎の定点当たり患者報告数は0.56人と前週(0.44人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。
突発性発しんの定点当たり患者報告数は0.38人と前週(0.57人)から横ばいで、例年より低いレベルで推移しています。
今週のトピックス
“新型コロナウイルス感染症~「り患後症状」について~”について取り上げました。
新型コロナウイルス感染症は、り患後にさまざまな症状を認めることが分かってきました。国内で行われた調査によると、診断後3か月時点では、女性に高頻度に症状がみられましたが、男女の差は経過とともに小さくなりました。若年者には脱毛、嗅覚障害、頭痛が多く、高齢者には筋力低下、咳、関節痛が多い傾向が認められました。り患後症状の中には、発症から12か月を過ぎても症状が残る場合もあり、症状が1つでも続くと睡眠障害や不安から、生活の質を下げることもあります。多くは経過とともに軽快する傾向にあるとされていますが、気になる症状が続く場合は医療機関への受診をお勧めします。
り患後症状は、新型コロナウイルス感染症が軽症であってもみられますので、基本的な感染対策を徹底し、新型コロナウイルスに感染しないようにしましょう。