「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和4年第25週)―川崎市

参照元URL : https://www.city.kawasaki.jp/templates/press/350/0000141610.html

「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和4年第25週)―川崎市

発表日

令和4年(2022年)6月29日

概要

 市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!」(令和4年第25週)を作成しましたのでお知らせします。

報道発表資料

 第25週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)感染性胃腸炎 2)RSウイルス感染症 3)突発性発しんでした。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は5.59人と前週(7.00人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
 RSウイルス感染症の定点当たり患者報告数は0.95人と前週(0.11人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。
 突発性発しんの定点当たり患者報告数は0.54人と前週(0.38人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。

 今週のトピックス
 “RSウイルス感染症の報告数が急激に増加しています!”について取り上げました。
川崎市における令和4年第25週(6月20日~26日)のRSウイルス感染症の患者報告数が、定点当たり0.95人となり、先週から急増しています。昨年は5月中旬から報告数が急増し、初夏にもかかわらず大きな流行となったため、今年も発生動向には注意が必要です。
 また、RSウイルス感染症は、通常2歳までにほとんどの児が感染するといわれていますが、第25週の川崎市における報告では、3~5歳児が31.4%と、昨年と同様に年長児にも多く発生がみられます。RSウイルス感染症は、早産児やリスクの高い基礎疾患を有する児が感染すると重症化することがありますので、周囲の流行状況に御注意ください。

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