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「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和4年第37週)
2022年9月22日
発表日
令和4年(2022年)9月22日
概要
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和4年第37週)」を作成しましたのでお知らせします。
報道発表資料
第37週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)手足口病 2)感染性胃腸炎 3)ヘルパンギーナでした。
手足口病の定点当たり患者報告数は5.22人と前週(6.11人)から減少しましたが、例年より高いレベルで推移しています。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は2.27人と前週(2.14人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
ヘルパンギーナの定点当たり患者報告数は1.35人と前週(2.06人)から減少し、例年並みのレベルで推移しています。
今週のトピックス
“結核予防週間~高齢者の割合が増加しています~”について取り上げました。
令和4年9月24日から9月30日までは結核予防週間です。
川崎市における令和3年の結核罹患率は9.0(人口10万対)と、平成24年から緩やかな減少傾向が続いています。減少の要因は、啓発活動等により早期の診断と治療がなされているためと考えられますが、令和2年以降の減少は、新型コロナウイルス感染症の流行の影響を受けた可能性もあります。
全体の報告数は減少しているものの、比較的年齢の高い60歳以上の方の報告割合は増加傾向です。特に令和2年及び令和3年は、各62.4%、60.4%と、過去10年間の中でも高い割合となっています。
発症初期は、発熱や咳など風邪に似た症状を呈するため、高齢者は症状が悪化するまで気が付かないこともあります。咳や痰などの症状が2週間以上続く場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
お問い合わせ先
川崎市 健康福祉局保健医療政策部 感染症対策担当
電話:044-200-2441