参照元URL : https://www.mhlw.go.jp/haishin/u/l?p=0zYbjBVYboYHM7dBY
【照会先】
労働基準局安全衛生部化学物質対策課
課 長 安井 省侍郎
環境改善室長 平川 秀樹
(内線5500)
環境改善室長補佐 小川 直紀
(内線5501)
(代表電話)03(5253)1111
(直通電話)03(3502)6756
報道関係者 各位
「第三管理区分に区分された場所に係る有機溶剤等の濃度の測定の方法等」に関する告示について
厚生労働省は、本日、第三管理区分に区分された場所に係る有機溶剤等の濃度の測定の方法等について告示を行いました。
今年5月に公布された労働安全衛生規則の一部を改正する省令(令和4年厚生労働省令第91号)により、労働安全衛生法(昭和47年法律第57号)に基づく新たな化学物質管理が定められました。その一環として、作業場所が第三管理区分と区分された場合の規制が強化されました。第三管理区分とは、作業場所での有機溶剤等の作業環境測定の結果による区分で、空気中の有機溶剤等の濃度の平均が管理濃度を超えるなど、作業環境管理が適切でないと判断される状態です。
これにより、作業環境管理専門家の意見を聴き、環境の改善が困難であると判断されたなどの場合は、有機溶剤等の測定の結果に基づき、呼吸用保護具を適切に選択、使用すること等が事業者に対し義務付けられました。
この告示は、空気中の有機溶剤等の濃度測定、呼吸用保護具の使用や呼吸用保護具が適切に使用されているかどうかの確認方法について定めたものです。
■ 告示のポイント
1 有機溶剤等の濃度測定 2 有効な呼吸用保護具の使用 3 呼吸用保護具の適切な装着の確認 |