インフルエンザが流行期に入りました
参照元URL：https://www.pref.fukuoka.lg.jp/press-release/flu-ryuukou2022.html
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担当者：西田、阿部
福岡県におけるインフルエンザ定点当たり報告数※１が、令和４年第５１週（１２月１９日から１２月２５日）に１．８３となり、流行開始の目安である１．００を超え、流行期に入りましたので発表します。
今後、県内でインフルエンザの流行拡大が予想されますので、県民の皆様に手洗いの励行、適切なマスクの着用、三密の回避など感染予防対策の徹底により、感染拡大の防止に努めていただくよう、注意を呼びかけるものです。
※１ １週間における1定点医療機関当たりのインフルエンザ患者の受診者数で、県内１９８か所のインフルエンザ定点医療機関から毎週報告を受け、算出しています。
１ 流行状況等
・定点当たり報告数が令和４年第５１週（１２月１９日から１２月２５日）に流行開始の目安である１．００を超え１．８３となりました。なお、流行開始の目安である１．００を超えたのは、令和元年第３７週（９月９日から９月１５日）以来です。
・県内の地区別の流行状況は、定点当たり報告数でみると、多い順に福岡地区（２．４７）、筑豊地区（２．３０）、北九州地区（１．３３）、筑後地区（０．６０）となっています。
・今後、定点当たり報告数が１０を超えた際に「注意報※２」、３０を超えた際に「警報※３」として県民の皆様に更なる感染対策の徹底を呼びかけることとしています。
※２ 今後 4週間以内に大きな流行が発生する可能生が高いこと、又は、流行が発生しまだ終わっていない可能性があること示します。＜・ｐ＞
※３ 大きな流行の発生・継続が疑われることを示します。
| 2018-2019 | 2019-2020 | 2020-2021 | 2021-2022 | 2022-2023 | |
|---|---|---|---|---|---|
|
第４９週 |
2.11 | 9.72 | 0.00 | 0.00 | 0.25 |
|
第５０週 |
4.06 | 15.83 | 0.01 | 0.00 | 0.91 |
|
第５１週 |
9.14 | 21.73 | 0.04 | 0.02 | 1.83 |
|
第５２週 |
13.59 | 23.56 | 0.01 | 0.01 | |
|
第５３週 |
- | - | 0.02 | - | |
|
第１週 |
25.33 | 15.15 | 0.00 | 0.00 | |
|
第２週 |
23.39 | 23.39 | 0.01 | 0.01 | |
|
第３週 |
67.18 | 23.55 | 0.01 | 0.01 | |
|
第４週 |
62.70 | 23.53 | 0.00 | 0.01 | |
|
第５週 |
42.80 | 16.18 | 0.01 | 0.01 |
＜参考＞
学級閉鎖等について（令和4年12月19日から12月25日までの報告状況）
報告施設数 9施設
内訳：保育所 1施設、小学校 4施設、中学校 3施設、高等学校 1施設
２ インフルエンザをひろげないために
インフルエンザ対策においても、これまで新型コロナウイルス感染症対策として行ってきた、手洗い、マスクの着用、三密の回避など基本的な感染予防対策が有効です。
（かからない）
1. 日頃から手洗いの励行に努めましょう。
2. 十分に栄養や睡眠をとるなど体調管理をしっかり行い、体力や抵抗力を高めましょう。
3. 部屋の換気を定期的に行いましょう。
（うつさない）
1. 咳・くしゃみの際にはティッシュなどで口と鼻を押さえ、周りの人から顔をそむけるなどの「咳エチケット」に努めましょう。
2. かかってしまった場合には、学校などに無理に行かないよう自宅等で療養し、症状がある間はマスクを着用するなど感染拡大防止に努めましょう。
3. 急な発熱、咳やのどの痛み、全身の倦怠感などの症状があらわれた場合は、早めに抗原検査キットによる検査や、医療機関の受診を行いましょう。
３ 重症化を予防するために
インフルエンザワクチンによる予防接種は、感染後に発病する可能性を減らし、重症化を予防する効果が期待できます。効果が現れるまでに２週間程度の期間を要しますので、早めの予防接種を御検討ください。
◆ 関連する情報
インフルエンザの流行状況についてお知らせします（流行開始の目安を超えました）（福岡県）
