【感染症エクスプレス@厚労省】Vol.485(2023年4月7日)
厚生労働省は、“風疹ゼロ”プロジェクト実行委員会等と協力して、2月4日(土)の「風しんの日(2(ふう)4(しん)」に、オンラインイベント「アイディア募集!風しん抗体検査」を開催し、
行動経済学者、ゲスト、視聴者、医師が、抗体検査をどのように広めるべきか、アイディアを考えました。
医療従事者、自治体風しん担当、企業の健康管理担当の皆様にご活用いただければと思います。
【アイディアの一部を紹介】
・子どもの頃に風しんのワクチンを受けた(水ぼうそうやはしかと混同)、又は既に罹ったと思い込んでいる方が多い。
・送った封筒は開封されず捨てられてしまっているかもしれない(封筒を開けてもらう工夫とクーポン券の送付「前」の周知活動が重要)。
・スマホから情報を得ている時代(周知に自治体LINE等のSNSを活用)。漫画はTwitterのリツイートが多い。スマホに直接届くリマインドが効果的。
・他人事ではなく、自分に関係することだと思えるメッセージや、人が持っている利他性(他者に配慮する気持ち)を刺激して感染症対策に役立てることが重要。
・競輪場等公営競技場、結婚式場、公共交通機関、企業等で、啓発動画(※1)を流していただく。動画は飽きない長さ(8秒)が重要。
【出演者】
・ゲスト:犬山 紙子(イラストエッセイスト)、椎木 里佳(起業家/株式会社AMF 代表取締役社長/SNSトレンドマーケティング協会代表理事)、為末 大(Deportare Partners代表/元陸上選手)
・MC:大竹 文雄(大阪大学感染症総合教育研究拠点 特任教授)
・倉澤 健太郎 准教授(横浜市立大学大学院医学研究科産婦人科学講座)、佐々木 周作 特任准教授(大阪大学感染症総合教育研究拠点)、多屋 馨子 神奈川県衛生研究所長
【イベントをアーカイブ配信中】
https://www.cider.osaka-u.ac.jp/news/research20230204_02.html
【啓発動画】(※1)厚生労働行政推進調査事業の研究成果を基に大阪大学感染症総合教育研究拠点ciderにより制作された広報動画(3月末で210万回再生)。
2分30秒と15秒バージョンあり。動画データが必要な方等、お問い合わせはciderへ。TEL : 06-6877-5111(代表)、MAIL : info★cider.osaka-u.ac.jp [★=@]
・ウエディング編
https://www.youtube.com/watch?v=JE3FTVkKLxw&t=2s