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2023年05月30日
福祉保健局
エムポックス患者の発生について
都内の医療機関を受診していた以下の方について、検査の結果、エムポックスの陽性が確定しました。
患者の概要
5名(うち都内居住者4名、都外居住者1名)
No. | 年代 | 性別 | 症状 | 医療機関受診日 | 居住自治体 (居住地) |
海外渡航歴 | その他 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 30代 | 男性 | 発疹、発熱、咽頭痛、リンパ節腫脹 | 5月19日 | 東京都 | なし | 患者の状態は安定している。 |
2 | 30代 | 男性 | 発疹、その他の皮膚病変、倦怠感 | 5月19日 | 東京都 | なし | 患者の状態は安定している。 |
3 | 40代 | 男性 | 発疹、その他の皮膚病変、発熱 | 5月19日 | 東京都 | なし | 患者の状態は安定している。 |
4 | 30代 | 男性 | 発疹、リンパ節腫脹 | 5月23日 | 東京都 | なし | 患者の状態は安定している。 |
5 | 40代 | 男性 | 発疹、肛門直腸痛、倦怠感、リンパ節腫脹 | 5月25日 | 都外 | なし | 患者の状態は安定している。 |
エムポックス【注】とは
- エムポックスは、エムポックスウイルスによる感染症で、中央アフリカから西アフリカにかけて流行しています。日本では感染症法上の四類感染症に指定されています。また、2022年5月以降、欧州や米国等で市中感染の拡大が確認されています。
- エムポックスの潜伏期間は6~13日(最大5~21日)とされており、潜伏期間の後、発熱、頭痛、リンパ節腫脹、筋肉痛などの症状が0~5日続き、発熱1~3日後に発疹が出現、発症から2~4週間で治癒するとされています。
- エムポックスの流行地では、げっ歯類やサル・ウサギなどの動物との接触や、感染が疑われる人の飛沫・体液等を避ける、手指衛生を行うなど、感染予防対策を心がけ、感染が疑われる場合には、直ちに医師の診察を受けてください。
【注】令和5年5月26日、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行令の改正により、「サル痘」から「エムポックス」に名称が変更されました。
問い合わせ先 (患者発生に関すること) 福祉保健局感染症対策部防疫・情報管理課 電話 03-5320-4088 (検査の技術的部分に関すること) 東京都健康安全研究センター微生物部 電話 03-3363-3231 |