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「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和5年第34週)
2023年8月30日
発表日
令和5年(2023年)8月30日
概要
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和5年第34週)」を作成しましたのでお知らせします。
報道発表資料
第34週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)新型コロナウイルス感染症 2)感染性胃腸炎 3)流行性角結膜炎でした。
新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は20.20人と前週(17.52人)から横ばいでした。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は2.81人と前週(2.18人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
流行性角結膜炎の定点当たり患者報告数は2.22人と前週(2.67人)から横ばいで、例年より高いレベルで推移しています。
今週のトピックス
“梅毒の報告数が増加中!~先天梅毒を防ぎましょう~”について取り上げました。
川崎市における令和5年の梅毒の報告数は、第34週(8月21日~27日)までに計84件となりました。今後も同様のペースで報告数が増加した場合、過去10年間で最多であった令和4年を超える可能性があります。
令和5年は、男性の報告数は20~50歳代が大部分を占め、40歳代が27.6%と最多となっています。一方、女性は妊娠可能年齢である20~30歳代が80.7%で、特に20歳代が61.5%と半数以上を占めています。
妊婦が梅毒に感染すると、お子さんに皮膚症状や眼症状等の先天性の障害が生じる(先天梅毒)可能性があります。先天梅毒は妊婦への適切な治療で予防できますので、早期診断のためにも、定期的に妊婦検診を受けましょう。
お問い合わせ先
川崎市 健康福祉局保健医療政策部感染症対策担当
〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話:044-200-2441
ファクス:044-200-3928
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