感染症流行情報(週報)2023年第36週を掲載しました。(2023年9月14日)―茨城県

参照元URL:https://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/eiken/idwr/weekly/index.html

感染症流行情報(週報)

週報の掲載は,原則毎週木曜日16時以降の予定です。ただし,祝日等の関係により,掲載日が木曜日以降となる場合があります。
また,年末年始やゴールデンウイーク等の場合は前もって次号掲載予定日をお知らせいたします。

2023年35週の修正

35週で訂正報告がありました。

保健所:筑西保健所 (報告数)
感染性胃腸炎:50→38
手足口病:58→42

35週週報修正反映分(PDF:217KB)

 

2023年36週の動向

全数把握対象疾患 報告数

  • ・結核の報告が4件ありました。
  • ・腸管出血性大腸菌感染症の報告が5件ありました。
  • ・カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症の報告が1件ありました。
  • ・劇症型溶血性レンサ球菌感染症の報告が1件ありました。
  • ・梅毒の報告が5件ありました。

定点把握対象疾患 定点当たり報告数

<インフルエンザ>

定点当たり報告数は4.23と前週の値2.51から増加しました。17週続けて過去5年間の同週の平均+2SDの値を上回っています*。特に10歳未満、10代で報告数が増加しています。全国の第35週の定点当たり報告数は2.56でした。
( インフルエンザの発生状況について(令和5年9月8日))

<新型コロナウイルス感染症(COVID-19)>
インフルエンザ年齢別推移定点当たり報告数は25.43と前週の値27.74から減少しましたが依然として高い値です。保健所別では日立が37.91、潮来が31.92、土浦が30.91の順に高い値となりました。引き続き今後の動向を注視する必要があります。

<咽頭結膜熱・A群溶血性レンサ球菌咽頭炎・流行性角結膜炎>
定点当たり報告数は過去5年間の同週の平均+2SDの値を上回っています*。特に咽頭結膜熱は、2.53となり急増しています。
 

*「過去5年間の平均+2SD(SD:標準偏差)」は、流行の目安を示す指標の一つであり、この値を超えると過去5年間の週と比較してかなり多い値であることを示します。

 

これまでの流行情報(週報)

参考情報

サイト内リンク 新型コロナウイルス感染症に関する報道発表資料

衛生研究所における病原体検出情報

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