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「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和5年第40週)
2023年10月12日
発表日
令和5年(2023年)10月12日
概要
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和5年第40週)」を作成しましたのでお知らせします。
報道発表資料
第40週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)新型コロナウイルス感染症 3)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎でした。
インフルエンザの定点当たり患者報告数は21.85人と前週(22.85人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は4.20人と前週(9.72人)から減少しました。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は3.97人と前週(3.27人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
今週のトピックス
“A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数が増えています。”について取り上げました。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、例年冬季及び春から初夏にかけて報告数が増加する感染症です。川崎市では、新型コロナウイルス感染症の流行開始以降、報告数が大幅に減少していましたが、今年は4月頃から増加傾向にあり、令和5年第40週(10月2日~8日)の定点当たり報告数は3.97人となりました。なお、宮前区では警報基準値(定点当たり8.00人)を超えています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、通常予後は良好ですが、急性糸球体腎炎等の合併症を引き起こすこともあります。抗菌薬による治療が有効ですので、急な高熱とともに苺舌(イチゴのように赤くポツポツした状態)や発しんなどがみられる場合は、早めに医療機関を受診し、処方された抗菌薬は最後まで飲み切りましょう。
お問い合わせ先
川崎市 健康福祉局保健医療政策部感染症対策担当
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