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「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和5年第43週)
2023年11月1日
発表日
令和5年(2023年)11月1日
概要
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和5年第43週)」を作成しましたのでお知らせします。
報道発表資料
第43週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 3)感染性胃腸炎でした。
インフルエンザの定点当たり患者報告数は25.28人と前週(24.34人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は5.11人と前週(4.27人)から増加し、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は3.49人と前週(2.76人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。
今週のトピックス
“咽頭結膜熱の流行発生警報が発令されました!”について取り上げました。
川崎市における令和5年第43週(10月23日~29日)の咽頭結膜熱の定点当たり患者報告数は3.16人となり、平成18年以来17年ぶりに流行発生警報基準値(定点当たり3.00人)を超えました。7区のうち、中原区、高津区及び宮前区で基準値を超えており、宮前区が最多となっています。
咽頭結膜熱の主な症状は、39℃前後の高熱や結膜充血、咽頭痛等で、特に熱は5日前後続く場合がありますが、比較的予後は良好です。しかし、肺炎等を合併することもあるため、特に基礎疾患のあるお子さんは注意が必要です。
小児が集団で過ごす保育園等では、タオルやおもちゃの共用を避け、手洗い等を徹底して感染の拡大を防ぎましょう。
お問い合わせ先
川崎市 健康福祉局保健医療政策部感染症対策担当
〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話:044-200-2441
ファクス:044-200-3928
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