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2023年11月15日
発表日
令和5年(2023年)11月15日
概要
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和5年第45週)」を作成しましたのでお知らせします。
報道発表資料
第45週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 3)咽頭結膜熱でした。
インフルエンザの定点当たり患者報告数は12.43人と前週(20.21人)から減少しましたが、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は5.54人と前週(5.65人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
咽頭結膜熱の定点当たり患者報告数は5.41人と前週(3.16人)から増加し、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
今週のトピックス
“A群溶血性レンサ球菌咽頭炎~突然の発熱に御注意を~”について取り上げました。
川崎市におけるA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は、令和5年第45週(11月6日~12日)に5.54人となりました。新型コロナウイルス感染症の流行開始以降、大幅に報告数が減少していましたが、今年は流行前に戻りつつあり、現在、宮前区では9.83人、多摩区では9.60人と流行発生警報基準値(定点当たり報告数8.00人)を超えています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、突然の発熱や全身倦怠感、咽頭痛等で発症します。通常予後は良好ですが、急性糸球体腎炎等の合併症を引き起こすこともあります。初期症状ではインフルエンザや咽頭結膜熱等と区別が難しいため、突然の発熱等の症状が現れた場合は、医療機関に御相談ください。
お問い合わせ先
川崎市 健康福祉局保健医療政策部感染症対策担当
〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話:044-200-2441
ファクス:044-200-3928
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