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「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和5年第51週)
2023年12月27日
発表日
令和5年(2023年)12月27日
概要
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和5年第51週)」を作成しましたのでお知らせします。
報道発表資料
第51週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)感染性胃腸炎 3)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎でした。
インフルエンザの定点当たり患者報告数は24.95人と前週(25.79人)から横ばいで、例年より高いレベルで推移しています。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は7.28人と前週(7.00人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は5.58人と前週(6.57人)から減少しましたが、例年より高いレベルで推移しています。
今週のトピックス
“水痘(水ぼうそう)の地域的な流行がみられています!”について取り上げました。
水痘は、水痘帯状疱しんウイルス(VZV)の初感染によって引き起こされる感染症です。平成26年10月に、小児の水痘ワクチンが定期接種化されたことで、全国的に水痘の患者報告数は減少しました。しかし、川崎市においては、令和5年11月下旬から水痘の報告数がやや増加し、第51週(12月18日~24日)の定点当たり報告数は0.56人となりました。特に宮前区では2.67人と、警報基準値(定点当たり2.00人)を超えています。
VZVは水痘だけでなく、帯状疱しんの原因ともなり、帯状疱しんの患者から感染することもありますので、特に免疫のない方等は注意が必要です。
お問い合わせ先
川崎市 健康福祉局保健医療政策部感染症対策担当
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