全数把握対象疾患 報告数

• ・結核の報告が8件ありました。
• ・細菌性赤痢の報告が1件ありました。
• ・腸管出血性大腸菌感染症の報告が3件ありました。
• ・クロイツフェルト・ヤコブ病の報告が1件ありました。
• ・劇症型溶血性レンサ球菌感染症の報告が3件ありました。
• ・侵襲性肺炎球菌感染症の報告が1件ありました。
• ・梅毒の報告が8件ありました。
• ・播種性クリプトコックス症の報告が1件ありました。

定点把握対象疾患 定点当たり報告数

＜COVID-19＞
定点当たり報告数は21.15と、前週比15.4%増、10週連続で増加しています。前週比年齢群別報告数は、10歳未満で40.0%、10代で41.7%増と前週から引き続き主に小児で増加しています。
今後さらに感染が拡大する可能性が考えられ、引き続き注意が必要です。

＜A群溶血性レンサ球菌咽頭炎＞
定点当たり報告数は4.95と前週の値（5.23）から減少しましたが、引き続き過去5年間の同週の平均＋2SDの値を大きく上回っています*。今後また増加に転ずる可能性も考えられるため、その動向を注視する必要があります。
 

*「過去5年間の平均＋2SD（SD：標準偏差）」は、流行の目安を示す指標の一つであり、この値を超えると過去5年間の同じ週と比較してかなり多い値であることを示します。