【感染症エクスプレス@厚労省】Vol.511 (2024年4月27日)
近年、梅毒の感染が増えています。女性は20代に多く報告されていますが、男性は20代か50代までの幅広い層を中心に報告されています。梅毒報告数の増加に伴い、2019年以降、妊婦症例は毎年200例前後(全女性症例の7~9%)に増加しています。先天梅毒の年間報告数もこれまで20例前後でしたが、2023年の報告数は37例(暫定値)と増加しました。
妊娠の早い段階で感染がわかれば、早期の治療により赤ちゃんへの感染を防ぐことができる場合があります。
厚生労働省では先天梅毒を予防するため、2種類のリーフレットを作成しました。
医療従事者の皆さまにおかれましては、ぜひリーフレットをご活用いただき、妊婦健診受診勧奨、先天梅毒予防の啓発にご協力いただきますようお願いいたします。
妊娠の早い段階で感染がわかれば、早期の治療により赤ちゃんへの感染を防ぐことができる場合があります。
厚生労働省では先天梅毒を予防するため、2種類のリーフレットを作成しました。
医療従事者の皆さまにおかれましては、ぜひリーフレットをご活用いただき、妊婦健診受診勧奨、先天梅毒予防の啓発にご協力いただきますようお願いいたします。
・ 梅毒の感染が拡がっています(イラスト)リーフレット
・ 梅毒の感染が拡がっています(写真)リーフレット
・ 厚生労働省ホームページ 梅毒
・日本の梅毒症例の動向について (2024年4月3日現在)
・国立感染症研究所 先天梅毒診療の手引き 2023