全数把握対象疾患 報告数

• ・結核の報告が11件ありました。
• ・腸管出血性大腸菌感染症の報告が2件ありました。
• ・日本紅斑熱の報告が1件ありました。
• ・レジオネラ症の報告が1件ありました。
• ・ウイルス性肝炎（E型・A型肝炎を除く）の報告が1件ありました。
• ・後天性免疫不全症候群 （HIV感染症を含む）の報告が1件ありました。
• ・侵襲性インフルエンザ菌感染症の報告が1件ありました。
• ・侵襲性肺炎球菌感染症の報告が1件ありました。
• ・梅毒の報告が4件ありました。

＜RSウイルス感染症＞
県内の定点当たり報告数は、引き続き増加傾向にあります（第17週 0.89 ）。全国でも第6週以降増加傾向にあり、第16週の定点当たり報告数は1.76でした。今後県内でも感染が拡大する可能性が考えられ、その動向には注目していく必要があります。

＜A群溶血性レンサ球菌咽頭炎＞
定点当たり報告数は、6.56と前週の値（6.28 ）から増加しました。潮来保健所管内では19.75 、つくば保健所管内では 16.11 と定点当たり報告数が警報レベル（8.00）を上回る報告数となっています。県内では、継続して過去5年間の同週の平均＋2SDの値を上回る状況が続いており^*、引き続きその動向に注意が必要です。

^*「過去5年間の平均＋2SD（SD：標準偏差）」は、流行の目安を示す指標の一つであり、この値を超えると過去5年間の同じ週と比較してかなり多い値であることを示します。