【報道発表資料】 「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和6年第21週)(2024年5月29日)-川崎市

参照元URL:https://www.city.kawasaki.jp/templates/prs/350/0000166550.html

発表日:

【報道発表資料】 「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和6年第21週)

 市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和6年第21週)」を作成しましたのでお知らせします。

報道発表資料

 第21週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)感染性胃腸炎 2)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 3)新型コロナウイルス感染症でした。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は4.17人と前週(3.89人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は3.83人と前週(4.51人)から横ばいで、例年より高いレベルで推移しています。
 新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は3.28人と前週(3.41人)から横ばいでした。

今週のトピックス
“こんな病気知っていますか?~レジオネラ症~”について取り上げました。
レジオネラ症は、例年夏から秋にかけて報告数が増加する傾向がありますが、今年は第21週(5月20日~26日)までに既に計11件と、過去5年間と比較して最多となっています。
主な病型として、肺炎を引き起こすレジオネラ肺炎と、一過性のかぜ様症状を呈するポンティアック熱があり、レジオネラ肺炎は38℃以上の高熱や呼吸困難に加え、下痢等の消化器症状や意識障害等の中枢神経症状もみられます。特に高齢者は肺炎を起こす危険性が高く、適切な治療がなされなかった場合には、命にかかわることもあります。抗菌薬による治療が有効ですので、高熱や咳等が続く場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

資料に関するお問い合わせ先

川崎市 健康福祉局保健医療政策部感染症対策担当
〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話:044-200-2441
ファクス:044-200-3928
メールアドレス:40kansen@city.kawasaki.jp

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