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発表日:2024年7月10日
【報道発表資料】 「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和6年第27週)
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和6年第27週)」を作成しましたのでお知らせします。
報道発表資料
第27週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)手足口病 2)新型コロナウイルス感染症 3)ヘルパンギーナでした。
手足口病の定点当たり患者報告数は11.11人と前週(7.72人)から増加し、例年より高いレベルで推移しています。
新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は7.57人と前週(7.17人)から横ばいでした。
ヘルパンギーナの定点当たり患者報告数は3.84人と前週(1.78人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。
今週のトピックス
“百日咳の報告数が増加しています!”について取り上げました。
川崎市における令和6年の百日咳の報告数は5月以降急増し、第27週(7月1日~7月7日)までに計22件となり、令和5年の年間報告数を上回りました。全国的にも令和6年は百日咳の報告が多くみられています。
百日咳は生後6か月以下の乳児では重症化しやすく、死亡する危険性もあるため、百日咳にり患した親や兄弟等からの感染を防ぐことが重要です。百日咳菌の排出は咳の症状が現れてから約3週間持続します。早期に適切な抗菌薬を使用することで排菌期間を短縮し、乳児への感染を防ぎましょう。
資料に関するお問い合わせ先
川崎市 健康福祉局保健医療政策部感染症対策担当
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