大麻に関する課題を抱える若者の悩みに寄り添います~福岡県大麻乱用防止サポート窓口を開設します~(2024年10月24日)-福岡県

参照元URL:https://www.pref.fukuoka.lg.jp/press-release/capcsdesk2024.html

大麻に関する課題を抱える若者の悩みに寄り添います~福岡県大麻乱用防止サポート窓口を開設します~

発表日:2024年10月24日

担当課:保健医療介護部薬務課
直通:092-643-3287
内線:3117
担当者:久良木、山口

 少年は成人よりも大麻による依存症のリスクが高いことから、検挙補導された少年に対する早期立ち直りや再乱用防止のための支援を実施してきました。

 県内の大麻事犯の検挙者や検挙補導された少年は令和5年に過去最多となり、大麻事犯の約8割を30歳未満の若者が占めていることや、厚生労働省研究班の調査※では、中高生の約300人に1人の割合で大麻の使用経験があるとの報告があるなど、若者による大麻の乱用は深刻な状況です。

 そこで、若者が抱える大麻に関する様々な悩みを気軽に、誰にも知られず相談できるよう、若者にとって身近なSNSを活用した相談窓口を、令和6年10月25日に開設します。

 SNS広告を活用して相談を呼びかけ、不安に寄り添い、立ち直りの支援につなげることで、若者の大麻の再乱用を防止します。

※「薬物使用と生活に関する全国高校生調査」、「飲酒・喫煙・薬物乱用についての全国中学生意識・実態調査」(2018年 国立精神・神経医療研究センター)

 

福岡県大麻乱用防止サポート窓口の概要

(1)相談方法

LINE相談

【公式アカウントの二次元コード】

福岡県大麻乱用防止サポート窓口の公式ラインアカウントの二次元コードです

メール相談(cap_csdesk@pref.fukuoka.lg.jp

(2)相談対応時間

月曜日・金曜日 10時~13時(祝日、年末年始を除く)※随時送信可能

(3)主な相談内容

・大麻の誘いを受けて困っている
・大麻を使っているけどこのままでいいのか心配 など

(4)相談対象者

1 県内在住の大麻に関する課題を抱える若者
2 1の家族、パートナー、友人その他の関係者

(5)相談対応者

心理に関する専門資格を有する相談支援員

(6)相談にあたって

・相談は無料です。
・匿名で相談いただけます。
・相談の秘密を守ります。
・希望に応じて再乱用防止のための支援を受けられます。

 

主な相談の流れ

福岡県大麻乱用防止サポート窓口の相談の流れを示した図です。

詳細につきましては、WEBサイトを御確認ください。

【WEBサイトの二次元コード】

福岡県大麻乱用防止サポート窓口のWEBサイトの二次元コードです。

その他の主な若年層向け大麻乱用防止対策

大麻乱用防止啓発

 大麻の健康影響に関する正しい知識や大麻の誘いに対する対処法を周知するための啓発・教育用動画を公開

福岡県が行っている大麻乱用防止啓発動画の写真です。

 ※左から「TAIMA HAZARD」(令和3年度)、「大麻乱用防止教室」(令和4年度)、「対処法動画」(令和5年度)

少年用大麻再乱用防止対策(F-CAN)

 大麻を使用した少年を主な対象とする大麻再乱用防止に特化したワークブックを開発し、少年の立ち直り支援の専門機関である県警少年サポートセンター(県内5か所)において大麻事犯で検挙補導された少年に対し個別にプログラムを実施

少年用大麻再乱用防止ワークブックの表紙です。

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