参照元URL:https://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/eiken/kikaku/measles2.html
更新日:2025年3月6日
麻しんに注意しましょう
麻しんとは?
麻しんは、麻しんウイルスによる感染力が極めて強い感染症です。主な感染経路は空気感染で、感染予防にはワクチン接種が最も有効です。
- ・ 症 状:発熱、発疹、咳、鼻水、目の充血など
- ・ 感染経路:空気感染(飛沫核感染)、飛沫感染、接触感染
- ・ 潜伏期間:10~12日間(最大21日間)
- ・ 治 療:特別な治療法はなく、対症療法
- ・ 予防方法:ワクチン接種
麻しんの発生状況
日本は、2015年に世界保健機関西太平洋地域事務局(WPRO)により麻しん排除状認定を受けており、近年の国内における麻しん症例は海外からの輸入例が主となっています。
国内における麻しん発生状況(国立感染症研究所、感染症発生動向調査(IDWR))(外部サイトへリンク)
現在も麻しんが流行している国は多くあるため、海外渡航の際は特に注意が必要です。海外渡航前にワクチン接種歴や渡航先での麻しんの流行状況を確認しましょう。また、帰国後は健康観察を行い、麻しん症状の出現に注意しましょう。
【参考】海外における感染症流行情報等(厚生労働省検疫所FORTH)(外部サイトへリンク)
麻しんが疑われる症状が出現した場合は
発熱や発疹のある方と接触した1~2週間後や海外渡航後に、麻しんが疑われる症状が出現した場合には注意が必要です。麻しんは感染力が強いため、感染拡大を防ぐために下記へのご協力をお願いします。
- ・ 医療機関を受診する際は、事前に医療機関に連絡のうえ受診ください
- ・ 受診の際は、周囲の感染拡大を防止するためにマスクを着用し、公共交通機関の利用は避けてください
麻しんを予防するために
麻しんの予防に最も有効は方法は、麻しんワクチン接種であり、麻しんワクチンを2回接種することで約99%が抗体(免疫)をもつことができるとされています。
- ・ 母子手帳で麻しんワクチン接種歴を確認しましょう
- ・ 麻しんワクチン接種歴がない場合や、接種歴不明の場合はワクチン接種を検討しましょう
このページに関するお問い合わせ
保健医療部衛生研究所企画情報部
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