「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和7年第16週)(2025年4月23日)-川崎市

参照元URL:https://www.city.kawasaki.jp/templates/prs/350//0000176356.html

発表日:2025年4月23日

【報道発表資料】 「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和7年第16週)

 市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和7年第16週)」を作成しましたのでお知らせします。

報道発表資料

 第16週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)感染性胃腸炎 2)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 3)流行性角結膜炎でした。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は5.67人と前週(8.14人)から横ばいで、例年より高いレベルで推移しています。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は3.19人と前週(3.14人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
 流行性角結膜炎の定点当たり患者報告数は2.33人と前週(1.33人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。

 今週のトピックス
  “急性呼吸器感染症(ARI)サーベイランスが始まりました!”について取り上げました。
 我が国では、令和7年4月7日から急性呼吸器感染症(ARI)サーベイランスが開始されました。本サーベイランスは、
ARIの動向を把握すること及び未知の呼吸器感染症が発生した際に迅速に探知することを目的としており、「咳嗽、
咽頭痛、呼吸困難、鼻汁、鼻閉のいずれか1つ以上の症状を呈し、発症から10日以内の急性的な症状であり、かつ医師が感染症を疑う外来症例」
の数をARI定点医療機関から御報告いただいています。川崎市における定点当たり報告数は、第15週(4月7日~13日)は54.65人、第16週(4月14日~20日)は69.38人でした。
 また、病原体定点医療機関からはARI患者の検体を御提供いただいており、健康安全研究所において病原体の検査を実施しています。
第16週までに計30件の検体が搬入され、インフルエンザウイルスや新型コロナウイルスのほか、RSウイルスやヒトパラインフルエンザウイルス等が検出されています。

資料に関するお問い合わせ先

川崎市 健康福祉局保健医療政策部感染症対策担当
〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話:044-200-2441
ファクス:044-200-3928
メールアドレス:40kansen@city.kawasaki.jp

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