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2025年9月18日
発表日
令和7年(2025年)9月18日
概要
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和7年第37週)」を作成しましたのでお知らせします。
報道発表資料
第37週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)新型コロナウイルス感染症 2)感染性胃腸炎 3)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎でした。
新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は5.72人と前週(5.02人)から増加しました。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は4.27人と前週(4.22人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は1.86人と前週(1.84人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
今週のトピックス
“9月24日~30日は「結核・呼吸器感染症予防週間」です!”について取り上げました。
令和7年9月24日から9月30日は「結核・呼吸器感染症予防週間」です。
川崎市における令和6年の結核罹患率は6.9(人口10万対)と、令和5年から減少しましたが、引き続き神奈川県全体を上回っています。結核は特有の初期症状がないため、気付かないうちに進行することがあります。咳や痰、微熱等が2週間以上続く場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
また、発熱や咳等の症状は、報告数が増加している新型コロナウイルス感染症等の呼吸器感染症でもみられます。呼吸器感染症の多くは飛沫感染や接触感染で広がるため、手洗いや咳エチケット等の感染対策を徹底しましょう。一部の呼吸器感染症は、ワクチンによる予防も有効です。定期接種の対象年齢等を確認し、接種を御検討ください。
資料に関するお問い合わせ先
川崎市 健康福祉局保健医療政策部感染症対策担当
〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話:044-200-2441
ファクス:044-200-3928
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