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2025年11月27日
発表日
令和7年(2025年)11月27日
概要
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和7年第47週)」を作成しましたのでお知らせします。
報道発表資料
第47週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)感染性胃腸炎 3)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎でした。
インフルエンザの定点当たり患者報告数は57.73人と前週(55.93人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は2.86人と前週(3.57人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は2.03人と前週(2.84人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
今週のトピックス
“入院患者の報告もみられています!~インフルエンザ~”について取り上げました。
川崎市におけるインフルエンザの定点当たり報告数は、令和7年第47週(11月17日~23日)に57.73人となり、前週(55.93人)から更に増加しています。基幹定点からのインフルエンザによる入院患者の報告数も、11月以降15歳未満の小児を中心に報告がみられており、第47週は定点当たり6.00人となりました。
また、今シーズンに病原体サーベイランスの一環で健康安全研究所に搬入された検体のうち、計52検体からインフルエンザウイルスが検出されています。このうち51件からはA香港型が検出され、1件はA香港型とB型の両方が検出されていました。
インフルエンザは高熱や咳等の症状が続くだけでなく、脳炎等を合併することもあります。症状の変化には十分注意し、けいれんや意識障害等の症状がみられる場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
資料に関するお問い合わせ先
川崎市 健康福祉局保健医療政策部感染症対策担当
〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話:044-200-2441
ファクス:044-200-3928
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