「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和7年第49週)(2025年12月10日)―川崎市 

参照元URL:https://www.city.kawasaki.jp/templates/prs/350/0000182843.html

2025年12月10日

発表日

令和7年(2025年)12月10日

概要

 市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和7年第49週)」を作成しましたのでお知らせします。

報道発表資料

第49週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)感染性胃腸炎 3)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎でした。
 インフルエンザの定点当たり患者報告数は26.50人と前週(38.18人)から減少し、例年並みのレベルで推移しています。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は3.27人と前週(3.05人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は2.84人と前週(2.00人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。

 今週のトピックス
“梅毒の報告数が過去最多に~先天梅毒に要注意!~”について取り上げました。
 梅毒は、感染すると潰瘍や皮しん等の症状がみられ、治療せずに放置した場合、血管や心臓等に病変が生じ死に至る場合もあります。川崎市における梅毒の報告数は令和7年第49週(12月1日~12月7日)までに181件となり、現在の調査方法となった平成11年以降、過去最多となりました。
 令和5年以降は報告数の約3割が女性ですが、妊婦が感染すると胎児も梅毒に感染し、流産や死産の原因となるだけでなく、皮膚や骨等に異常がみられる先天梅毒を発症する可能性もあります。先天梅毒は妊婦への適切な抗菌薬治療で防ぐことができるため、感染が疑われる場合は早めに医療機関を受診しましょう。また、定期的に妊婦健診を受けることで、症状に気付かない場合でも早期発見及び早期治療につなげることができます。

資料に関するお問い合わせ先

川崎市 健康福祉局保健医療政策部感染症対策担当
〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話:044-200-2441
ファクス:044-200-3928
メールアドレス:40kansen@city.kawasaki.jp

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